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2011.04.07

自然・・・

仮設住宅の建築が始まったというニュースを見ました。
震災で被災された方々は、まだまだ大変な日常を送っていられると思います。

さまざまな情報やデータが明らかになってきて、わかってきたことがたくさんあります、これからも沢山の情報が出てくると思います。
建築業界の本にもさまざまな事柄がでています、

さまざまな識者の意見の中で、この度の大震災の被害について「人間の高慢さが招いたものではないか?」という内容が非常に多く見受けられます。
今回の巨大地震で、多くの命と住まいを奪ったのは、強い揺れではなく巨大な津波でした。
強い揺れには耐震の技術で、大きな津波には超防波堤で、(中には1300億円をかけた高さ48.5mのものもあったそうです)自然の力をねじ伏せられると本気で思っていたところが、被害を大きくした原因ではないかと・・・・
(実際、地震の揺れで建物に被害がでたものは多くはないそうです。
ただこれは、今回の地震の揺れ方に起因するものが大きく影響しているそうです。)

そして多くの識者たちが、自然との共生を唱えています。

災害を防ぐのではなく、災害に備える。

過去に津波の被害があったところは、高台に家を建てる。
もしくは、普段は散歩道ですが、いざというときは非難路となる小道を高台にむけて沢山つくるとか、
無秩序な町づくりではなく、備えた町づくり。

あるがままの地形を利用した、町づくり。

そして、計画停電にみられるような、エネルギーの確保の問題。
自然の太陽や風の力を限りなく利用することによる、自然との共生。

その通りだと思いました。

これは、家を建てる我々は当然ですが、そこに住むお施主様にも一緒に考えていただき、一緒に家造りをしていかないとなかなか実現は難しいかなとも思います。
地元の木や石を使うのも然り、必要以上の快適性が本当に良いのだろうかとか、
考えること、ご提案したいことがどんどんでてきました。
とうくりの家やとうくりのリフォームも、さらに自然と共生するものにしていきたいと思います。

これから、家造りをしよう、家を直そうと考えているみなさん、ちょっと考えてみませんか?

 今日の三島大社の桜です。

今日も大賑わいでした、
桜を眺めてワクワクしながら、先週より暖かくなったなあ・・・
と季節を感じながら、なんともいえない良い気持ちになる。
これも、自然との共生じゃないかと思います。

池田でした

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