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2011.06.03
自転車と車と人
とうくりの事務所は三島の街中にあります。
車はふだん、通りをはさんだお向かいの駐車場に置いてあります。
そのため、用事を済ますにあたり、車より徒歩のほうが都合がいいときがよくあります。
たとえば郵便局や銀行、急に必要になった文房具、ちょこっと使うための建築金物の買い物など。
ほんの少しの距離ですから、健康のためにも車よりやっぱり歩きがいいですよね。
なんて言いながら、もう少し時間を短縮したい急ぎの場合、やはり徒歩だときつい距離・時間だったりするのが玉に瑕。
そこでハタと思い出したのが、息子所有の忘れ去られた自転車でした。
勤めの関係で約1年前から完全に使用されなくなった自転車は、彼が大学卒業間際に買った赤いママチャリでしたから、私が乗っても何の違和感もない代物。
パンクを修理し、ハンドルグリップも新しくして、これで完璧!
今日から「とうくり号」デビューです。
短距離ですが、この季節のさわやかさが実感できて、なんともいい気分。
しかし、久しぶりの自転車操縦は、自分の腕のせいだけではなく、危険がたくさんあることに改めて気づかされました。
路肩に停まっている荷降ろしのトラックや、送迎のために急に寄せてくる車、右側走行する自転車とのすれ違いなど等、書き始めるときりがないほど危険が潜んでいます。
ふだん車を運転していて、歩道を走る自転車を良く見かけますが、道路走行が危なくてできない現実も理解できました。
そして、その自転車自身も大きな危険をはらんでいることを再認識しました。
小学生・中高生の並列走行や曲がり角でのノーブレーキといった自転車側が被害者になりうる危険と、歩行者の後ろから音もなく追い越していく加害者になりうる危険。
そして自転車の人身事故は、自動車のような保険がない分、双方に大きな負担がかかると聞いています。
車・人・自転車。
それぞれが法規を守って初めて、安全にすごせるんだなと、当たり前のことに気づかされる自転車再デビューでした。
皆さんも、交通安全に気をつけてくださいね!
長谷川