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2012.02.02
本日はお日柄も良く
という言い回しは良く耳にします。
私たち、建築に携わる職業などは、地鎮祭・上棟式・お引渡しなど、様々なシーンで日柄を確認することがあります。
一般的には皆さんご存知の「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」の6種類を用いる六耀があって、「建」「除」「満」「平」「定」「執」「破」「危」「成」「収」「開」「閉」の12種類の十二直というものもあります。
元々は、今を遡ることおよそ千年。
陰陽道の祖「安倍清明」が世に広めたといわれる吉凶を占う暦の備考(暦中)だったようですが、長い歴史の中で庶民の暮らしの中にある不安や恐れといったものを和らげるために広く浸透したもののようです。
現代では、結婚式・建築・お宮参りなど、生活の中でのお日柄選びは限られたことにしか使われなくなってきましたが、昔の人はこれに頼って暮らしていたようですから、何かの日程を組むってことはなかなか大変な労力を要したかもしれませんね。
そういえば、先日面白いデータを見つけました。
このお日柄、気にするのは男性のほうが多いとか。
日柄に限らず、例えば結婚式の日を決めるに当たり、「初めて出会った日」や「初めてのデートの日」を選びたがるのは男性だそうです。
また、語呂のいい日やぞろ目を選んだりと、男性のほうがロマンチストなんでしょうか(^^)
先日の1/31は「愛妻(131)の日」で、今日2/2は「夫婦(22)の日」だそう。
これって、もしかしたら考えたのは男性?
長谷川