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先日、三島の商店街に昭和初期の建物が残っていることをお伝えしましたが、昨日 郵便局へ行く途中、町並みを少し目線を上にして眺めながら歩いていたら、こんな建物を見つけました。



歩いている通りの反対側の建物を眺めることがあまりなかったのですっかり忘れていましたが、「確かに昔からある建物だったっけ」と、ほんとに久しぶりにこの建物の存在を思い出しました。

昭和初期の近代建築、おしゃれです。
（いつからパチンコ屋さんになったのかはわかりませんし、元々が何屋さんだったのかもわかりません）

そういえば以前、「北伊豆地震（昭和５年＝１９３０年）が起きた後に、うちみたいに家を建て替えたところが多いんだよ」と、昭和６年築の看板建築のお宅に住まわれているお客さまに聞いたことがありました。

ふと「もしかしたら三島史の写真に残ってるかも！」と探してみたところ・・・

あった！ありましたよ（^^）v
昭和８年の三島市街の写真に、バッチリ写ってました！！
ページの一番下の写真、撮影している向きが反対ですが、特徴的な塔屋や左右対称のファサードが同じです。
偶然とは言え、見つけることが出来て大感激！
昭和８年には既に建っていた建物だったことが判明して感動！！

しかし、長い時を超え歴史を重ねてきた希少な建物が、何気なくパチンコ屋さんに変貌をとげていたなんて、大音響の中で気づいてる方は居ないのでは？

今度、前出のお客さまに、昔は何のお店だったかを聞いてみようと思います。

長谷川