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2012.04.27
大人同士
おもいっきり私事です。
娘を嫁がせて約一年半が経ち、先日久しぶりに、ゆっくりと話をする機会に恵まれました。
兄である息子より何かと手がかかる娘で、学生時代も社会人になっても、女同士のせいか真っ向からぶつかることもたびたび。
早出残業当たり前の仕事をしている私を横目に、横のものを縦にもしない暮らしぶり。
「育て方を間違えた・・・」と嘆くこともありました。
そんな娘が、仕事をしながら家事全般をやりくりし、いまどき珍しくご飯も炊けない婿のために毎朝弁当を持たせる生活を日々こなしていることに、「長続きするのかしら」と不安になったり安堵したり。
たまに夫婦そろって食事に来たりすることはあっても、実家びいきしたくないと娘だけで家に来ることはあまりしないので、丸一日娘と過すのは初めてのこと。
そんな、のんびりと過した時間のとりとめのない会話の中で、思いがけず彼女が口にしたのは私への「ありがとう」でした。
「好き勝手させてくれて、でも、母さんをちゃんと見てきたから今があると思う」と。
間違ってはなかったのですね。
答えなんかない子育てが、やっと終わったと実感しました。
これからは、大人として付き合っていくことになる娘。
甘やかすことは出来ないけれど、いくつになっても甘えられる場所であり続けたいと思います。
長谷川