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木材利用ポイント事業の延長が、先ごろ発表されました。

工事着手・木材製品等の購入期間が半年延びて、26年9月30日となったようです。（ただし、新規外壁材に関しては3月31日まで）

この事業は、
「地域材の適切な利用により、森林の適正な整備・保全、
地球温暖化防止および循環型社会の形成に貢献し、
農山漁村地域の振興に資することを目的としています。」

海外での樹木の乱伐が一時ニュースになりましたが
あのように伐採しっぱなしでは、山は荒れ果てるだけです。
その逆で、人の手が入らない山もまた荒れていきます。

山をならし→苗木の植え付け→下刈り→除伐（間引き）→枝打ち→間伐→伐採→搬出→ならし
と、人の手を掛けて何十年とかけて行うのが林業。
このように保全しながら、国内産の素晴らしい木材をみんなが当たり前のように使えば
林業のサイクルが円滑にすすみ
人手が足りない林野の仕事に就く人が増えて行きます。

山の木々が増えることで、
山の表面を根っこが守り、保水して災害も減ります。
枯れた葉が土に還り、栄養のある土地を作ってくれます。
成長した葉っぱから水蒸気がでて、雲をつくり雨を降らせます。
降った雨が土地に沁みこんで川になり、海に注ぎ、魚や海藻が育ってゆく養分を補給します。

計画的な伐採と植樹をし、安定した木材の供給ができるようにすることで
温暖化防止にも役立つことにもなります。

国産の良質な木材を身近に使ってもらおうとするこの事業、
大いに利用してもらいたいと思っています。

そうそう！
日本の林業をちょこっと理解していただける映画が出来ました（＾＾）
OBのHeyちゃんからのタレこみ情報です。

5/10（土）公開予定の
その名も「WOOD　JOB」（ウッジョブ）

「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」を手がけた矢口監督作品です。

おもしろそうですから、木の家を建てたいとお考えの方は是非♪

長谷川