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2015.05.07
伝えること
立夏を過ぎ、暦はいよいよ夏を迎えました。
三島では、この頃から「しゃぎり」の練習があちらこちらから聞こえるようになります。
鉦や太鼓に笛の、三つの鳴り物で夏の祭りを彩る
「これぞ三島!」 の風物詩です。
市内の各町内会や子ども会、その他の保存会や有志団体が
この伝統文化を後世につなぎたいと
さかんに活動を行っています。
文化に限らず、伝統を守るということはとても大切なことです。
建築業界でも大工仕事を始め
左官仕事、板金仕事、瓦工事など、
これまで伝えられてきた技法が廃れてしまったら
今ある建物が修理すら出来なくなってしまいますよね。
建築業界だけではなく
日本が極め・高めてきた技術を継承する
様々な「職人さん」たちが
その技を渡せる若い後継者を増やそうと
それぞれに活動を始めていると聞きました。
世の中にどんな仕事があるのかを知らなければ
興味を持つことすら出来ません。
これだけ情報過多な世の中になったのなら
「職人の仕事」を一覧できるような啓発CMや閲覧サイトが出きればいいのに(^^)
増えてほしいですね、若い職人さん。
長谷川