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2015.05.08
古さがいい味!
今、古さが嫌だと敬遠されがちで、
戸建ての賃貸住宅が無くなりつつありますが
周囲への気兼ねの無さを好む住み手の方はまだまだいらっしゃいます。
古い=住みにくい、ではもったいないですよね。
今、リフォーム工事中の現場は
「長屋」形式の賃貸家屋です。
昭和50年代前半に建てられたこの建物は
昔ながらの真壁の木造住宅。
リフォーム工事で15年来のお付き合いをいただいている大家さんにご依頼いただき
畳を杉床に、和式便器を洋式に替え、
ちょっと前までは当たり前だった砂壁を漆喰に塗り替えました。
大幅な間取り変更はしていませんが
レトロ感漂う、落ち着いたお部屋になったと思います。
大々的にリニューアルするばかりでなく
手を加えなくていいところはそのままに
内装の刷新や不便の解消で
まだまだ現役の賃貸住宅として活躍できるはずです。
近々、皆さんにお披露目できると思います♪
あ、そうそう
ちなみに、大家さんのご自宅は
昭和5年の伊豆北部地震後に建てられた
三島市の看板建築様式のお宅です(^^)
いい雰囲気ですよ~。
長谷川