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2015.08.27
素敵なもの、見つけました
工事中のお宅の母屋は
ぼちぼち「古民家」に分類できる建物。
お勝手(キッチン)の手前には2坪ほどの土間があって
かまどが据えられています。(それも2連ですよ!)
そのかまどで、
お施主様のお母様が
職方さんたちのおやつに自家製の落花生をゆでてくださるというので
ちょっとお邪魔して・・・。
鉄なべも年季はいってます
お母様が、いとも簡単にちゃちゃっと火をつけると
あっという間に沸きあがり
鉄なべにたっぷり入れた落花生が踊り始めました。
「落花生でも何でも、かまどでじっくり茹でないと美味しくならないの」とお母様。
落し蓋をして、拭きこぼれ寸前の絶妙な火加減で
火が落ちるまでかけたままにするそうです。
焚きつけは杉の葉と竹
とその横にあるものを発見!
本体下部に焚き口があります
何だかわかりますか?
薪をくべることも出来て
太陽熱温水器とも連動し
灯油を燃料にすることも出来る優れもの!
ハイブリッド(?)ボイラーなんです。
近くの藪の倒れた竹を切ってきて
近くの山の枯れ落ちた杉の葉を拾ってきて
製材所の端材を薪にする、当たり前の毎日の暮らし。
なんてエコロジーなんでしょう!(^^)
いろんなお宅でいろんな暮らしぶりを見せてもらってますが
これほど取り揃えたお宅に出会ったのは初めてです!
工事に通う間に
お母様からかまど料理をいろいろ教えてもらおうと
ひそかに思う長谷川でした。
長谷川