ブログ
2015.10.22
秋ふかし
そろそろ10月も終わろうとしています。
空気も乾燥し始めて
青い空が気持ちいいですね。
いま工事を進めている現場は
田方平野の一角、田畑が広がるのどかな場所にあります。
今はちょうど稲刈りが始まり
金色に実った田んぼのところどころに
昔の記憶のままの「はざかけ」の風景をみることができます。
刈りながら、脱穀とわらの裁断処理を一度に出来る
コンバインでの稲刈りでさえ大変な作業と聞いているのに
束で刈りとりわらで留めて、
竹などで組んだ馬に逆さに掛けていく
「はざかけ」の作業ははるかに手がかかると思います。
それでも、
天日で干して余分な水分を乾かしてからの脱穀が
粘りのある美味しいお米への道と聞きました。
きっと、農家さんの自慢のお米として出荷されるんでしょうね(^^)
日本の気候風土に合わせて伝えられてきた
昔ながらの手法って、やっぱりこれからも伝えていってほしいもの。
これは農業も建物も同じなんだと思いました。
稲穂の波がとてもきれい。
まさしく、黄金色!
長谷川