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2016.10.31
ある秋の日
いつもとうくりがお世話になっている「ありしろ道具店」さん主催で
民族文化映
OB施主のへいちゃんと行ってまいりました。
開催された場所は、
伊豆市湯ヶ島の老舗旅館「落合楼村上」の歩荷(ぼっか)と名づけられた建物。
長いこと使われずに居た建物を
ありしろさんたちのお仲間がボランティアでお掃除と片づけをして
その約半分の面積を、人が出入りできるように整えたそうです。
古き時代に、食事処として使用されていたとのこと。
背中合わせに座る床机と、その合間合間に細長く作られた炉が置かれ
100名の団体さんでも入れそうな大きな建物でした。
(ちなみに、本館は大正の頃に建てられ、昭和初期に改築され今に至ります。
素晴らしい、アンティークな建物すよ!)
足元は暗すぎて取れませんでしたが
表しの梁が見事!
ここには電気が引かれておらず
太陽光発電を利用して、「やまでん」さんが機器設置と上映をしてくれました。
上映会後は、ありしろさんによる「くろもじ作りワークショップ」
文字通り、くろもじ(和菓子を食べるときに使う大き目の楊枝)はくろもじの木で作ります。
だからくろもじ(^^)
左はよく手入れがされている切り出し小刀
右がくろもじの枝
細めの枝をたて二つ割にしたものを
形を決めて削っていきます。
左が一本目の作(ちょっと危ない道具のようになってます)
二本目の作で
落合楼さんの特製ココアようかん?をいただきました(^^)
くろもじはくすのきの仲間だそうで
香料の原料となる油をとったりできるので、
削っている最中に、と~ってもいい香りがしました。
上映会のころは発電には不向きな曇天でしたが
帰りに寄った足湯では
きれいな羊の群れを見ることが出ました♪
長谷川