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2020.02.08
新しい暮らしに向けて
昨年から進めているのは、
L字型に配置された個別の洋間・和室・ダイニングキッチンを、
玄関から一つの動線でつなげた、
回遊できるプランにリノベーションする工事。
レトロな幾何学模様のフローリングも捨てがたいけれど、
築年数が経つことで
積層のベニヤが剥離を始めていて
歩くとブカブカします。
畳の和室とダイニング、そしてこの洋間の床高を合わせるためにも
一度、すべての床を撤去しました。
ダイニングキッチンとの間仕切りに有った押し入れ部分も解体です。
それぞれの部屋の高さも違うので、
天井も組み直してフラットに。
壁の古いグラスウールの断熱材は
リサイクルペット樹脂から作られる「赤ちゃんがくるまっても安心」な
再生可能な断熱材に変更しました。
もちろん、今まで無かった床にも断熱材を充填。
きっと、これまでより暖房の効きが良くなるはずです♪
元の洋間と和室の間仕切りも
下がり壁を無くすことで広がりを感じ、一体感が増します。
新築のように一から自由にプランが作れるわけではないリノベーション工事は
様々な制約のある中で、
思い描く暮らしにどれだけ近づけることができるかが肝。
プラン決定までの間に、
お施主様との打ち合わせをしっかりすることが
一番大事なプロセスになります。
設備機器も設置が始まり、
お引き渡しまであと少し。
お施主様の新しい暮らしに向けて
期待に応えられるよう
気を引き締めて完工を迎えたいと思います。
長谷川