ブログ
2024.02.03
ちょっとでも 耐震補強 Ⅱ
耐震の基準が定まっていなかった時代の建物は
柱が基礎がキッチリと留められておらず
突き上げられる最初の衝撃で
土台から引き抜かれ
倒壊に至ります。
壁や天井を壊さなければ
なかなかできない耐震補強。
改修工事をする際には
着手する場所により
できる範囲での補強をご提案するようにしています。
基礎と柱をつなぐことのできる金物を設置するだけでも
揺れを感じてから避難するまでのわずかな時間を
稼げることができるかもしれません。
健全なまま建物が残るわけではないけれど
命を守る事さえできれば
補強する意義は大きいと思います。