施工事例
2015.09.09
今昔の家!
昔の建物は、よく考えられていました。
木と土と紙と石しかない時代の建物が、今でも立派に使われています。
このような建物の方が、中にいて落ち着いたり、心地良かったりします。
今昔の家は、そんな昔の良いところを取り入れ、現代の技術でバージョンアップしたようなお宅です!
外壁は、京都の土を使った「とうくり土壁!」
良い風合いを、かもしだしていますが、
ポロポロしないし、防水性もバッチリ!
現代の土壁!
もう一つ、昔からよく使われた「竹」
ロフトや階段室の手摺は竹です!
こちらも京都より!
そして、ロフトに上がるもう一つの梯子
こちらも「竹」
さらに、戸袋の鏡板にも
黒竹
そして、土間!
しかも、外土間の杉板貼り!
見えないところの戸袋が
絶品!
土付き野菜も、洗濯物も、干し柿も吊るせて、薪も置ける!
昔ながらの田の字の間取り!
ではなく、ロの字の間取り!
ようするに、ワンルームなんですが・・・・・
なんと
2階もロの字!
風が良く抜けます!
床は、当然気持ちの良い「相生杉」!
1年中コロコロしていたい!
キッチンも杉で造りました!
でも、天板は人造大理石!
世界で1つだけの、オリジナルキッチン!
レンジ台も杉!
しかも、キズが付いても目立たない
うづくり仕上げ!
下駄箱やTV台の天板もうづくり仕上、
洗面の床もうづくり仕上の絶品床!
洗面の棚も、オール無垢の杉仕様!
壁は、とうくりオリジナルの「青漆喰」の自分塗り!
天井は「杉」、
階段の天井も
そして、便利な雨戸!
ルーバー雨戸なので、
雨戸のカギをかけておけば、
網戸でお出かけ、網戸で就寝!
無垢の木が、青漆喰が、調湿してくれて
通風雨戸から風が入ってきて、
エアコンいらずの、心地良い夏を過ごせます!
冬は、もちろん
ポカポカです!
伊豆の「さざなみ石」や
伊勢のゴロタ石がうれしい
そんな、今昔の家
できました!
1年住んでみて
木の家に決めた理由は、なんですか?
日本人に合った気候、風土、暮し方を考えた時に、エアコン等の機械に頼らずに自然と向き合う生活がしたかったから。
とうくりに決めた理由は、なんですか?
まず、薪ストーブの設置を多く経験している事、次にとうくりOBと築き上げてきたコミュニティーが素晴らしい事。
とうくりOBの皆様の人柄も良く、そのコミュニティーの中でうまくやっていけそうだった事。
とうくりと家造りをして、いかがでしたか?(楽しいところ!大変なところ!などなど)
限られた予算の中で最大限に私どもの要望を取り入れてもらい楽しい家造りが出来た。
大変だったのは土地探し。
家造り中のスタッフや職人さん達の対応は、いかがでしたか?
問題はありませんでした。
特に大工のカツマタファミリーは仕事を早く丁寧に作業してくれました。
途中、抜けましたが、出来れば階段をカツマタファミリーに造ってほしかったです。
とうくりの木の家の住み心地はいかがですか?(杉の床や伊豆石漆喰などの素材や日当たり、風通しなど)
木の恵みを感じられる家で素足で歩くのが心地よいです。
レンジ台の天板が反り返ってしまい、水平を保つ事が出来ないのは改善したいですが、それも木との生活だと僕は割り切っています。
夏は温度計で計ると室内でも30℃くらいありますが、気温より体感温度は低く感じます。
風通しは1階を通風網戸を設置したので、夜でも安心して外気を取り入れる事が出来ています。
お気に入りのところ、こだわりポイントは、いかがですか?
間仕切りを極力少なくしたオープンな空間。
実際に住みながら気付いた事をフィードバックし必要に応じて、手を加えていこうと思う。
使いにくいところ、改善してほしいところは、いかがですか?
木の建具が、湿気などで立て付けが悪くなる事。
壁の多くが漆喰面の為、壁掛け(カレンダーや時計)が取り付にくい。
薪ストーブはいかがですか?(楽しいところ!大変なところ!などなど)
良い所
- 炎のゆらぎが良い
- 調理が出来る
- それだけでスベシャリティーがある。
- 子供が火との付き合い方を学べる。
大変なところ
- 薪の調達、管理(年間の使用本数がよめない)
- 薪置場 ← 最初から設置しとけば良かった。
- 火起こしのスキルが向上するまでは大変。
- 少しだけ温まりたい時
その他に何かございましたら、ご自由にお書き下さい。
特になし
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